声優・能登麻美子さんによるキャリア教育を開催
「声優によるキャリア教育」を開催しました!
~声優の能登麻美子さんが江戸川区立松江第三中学校へ訪問~
「一般社団法人こえのつばさ」(本社:東京都墨田区 名誉理事長:大野豊)は10月13日(金)、江戸川区立松江第三中学校にて中学1年生を対象に声優の能登麻美子さんを講師として「声優によるキャリア教育」を開催いたしました。
冒頭は能登さんによる文学作品、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を朗読。落ち着いた語り口から情景が浮かび上がるように、またカンダタの激しい口調では鬼気迫る迫力のあるセリフ、緩急をつけた朗読に子供たちは聞き入っていました。
声優による架空キャラクター実演では3役を披露。今回声優が演じるそれぞれのキャラクターに生徒がイラスト制作し、そのイラストに声優が声を当てる新しい試みを行いました。「魔法少女」「優しいお母さん」「おばあちゃん」の3つを披露。演技が終わった際には、能登さんからイラスト制作した原本にサインをいただくことができ、子どもたちも大変喜び、中には感激して泣き出す子どももいました。
その次は「声優と生徒との朗読劇」。声優と代表生徒6人で朗読劇を行いました。練習なしのぶっつけ本番での朗読劇となりましたが、子どもたちは日ごろから練習を行っていた成果が出て無事に終了。プロの声優と一緒に朗読劇を行う経験は子どもたちにとって大変貴重な経験になりました。
声優への質問コーナーでは、声優に聞いてみたいいろんな質問を行い「どうして声優さんになろうと思ったのですか?」「声優になって良かったことは何ですか?」などの質問に、子どもたちにも大変分かりやすく答えていただきました。
声優から生徒へのメッセージ。学校からのリクエストである「読書・本を読むことの大切さ」をテーマに「本を手に取ってわくわくすること、想像することを体験してほしい」との話に子どもたちにも大変共感していました。
アニメで活躍する声優は、今や子供たちにとってあこがれであり、目標でもあります。また将来なりたい職業でもアニメ声優は人気の高い職業でもあり、子供たちにとって影響力のある職業の一つでもあります。
1週間に1回以上アニメを見ている子供が80%を超える中で(当法人調べ)、多くの子供たちにとってわかりやすい職業であり、技量を持ち合わせている声優はまさにキャリア教育に適していると考えます。
朗読を通じて読書への関心を、キャラクター実演を通じて表現力の学びを、声優の体験談を通じて将来への夢や希望を持つ大切さを感じることが本キャリア教育の目的です。
本年度は都内で21校の開催を予定しています。今後とも当法人による「声優へのキャリア教育」活動へのご理解をお願いいたします。
なお、キャリア教育の様子は後日下記サイトにて動画公開予定しております。
Youtube「こえのつばさ」チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCzSvGvnTXwgmTDizmt-O1lA
tiktok
https://www.tiktok.com/@koeno_tsubasa
【声優・能登麻美子さん】
主なアニメ出演作
君に届け 黒沼爽子 役
地獄少女 閻魔あい 役
機動戦士ガンダム水星の魔女 プロスペラ 役 など