「声優によるキャリア教育」を開催しました！
～声優の日髙のり子さんが江戸川区立中小岩小学校へ訪問～

10月5日（木）、江戸川区立中小岩小学校にて小学生６年生を対象に声優の日髙のり子さんを講師として「声優によるキャリア教育」を開催いたしました。

冒頭は日髙さんによる文学作品、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を朗読。登場人物のジョバンニとカムパネムラのセリフと宮沢賢治の不思議な情景の様子の語りに、子供たちは聞き入っていました。
声優による架空キャラクター実演では４役を披露。今回声優が演じるそれぞれのキャラクターに生徒がイラスト制作し、そのイラストに声優が声を当てる新しい試みを行いました。「１０代少年」「ツンデレ女子高生」「優しいお母さん」の３つを披露。ハスキーボイスからツンデレキャラ、また包容力に包まれたお母さん役をイラストのイメージ通りの演技に児童も大変喜んでいました。
また、中小岩小学校開校７５周年として、学校の新キャラクター「なかちゃん」にも声を当てていただき、キャラクターのお披露目として最高の形となりました。
その次は「声優と生徒との朗読劇」。声優と代表生徒６人で朗読劇を行いました。プロの声優と一緒に朗読劇を行う経験は子供たちにとって大変貴重な経験になりました。
声優への質問コーナーでは、声優に聞いてみたいいろんな質問を行い「声優さんになったきっかけは何ですか？」「声優のやりがいを感じられるのはどんな時ですか？」などの質問に、児童にも大変分かりやすく答えていただきました。
声優から生徒へのメッセージ。学校からのリクエストである「夢や目標、小さなことでもいいのでやりたいことを見つけて精いっぱい取り組んでみよう」をテーマに声優が自身の体験談を通じてわかりやすく話をすることで、子供たちにも大変共感していました。
また今回は「声優によるキャリア教育」記念として、日髙さんから自身の著書「天職は、声優。」を学校に寄贈。日髙さんは「何か上手いこと行かないときに、この本を読んで新しい発見を見つけてほしい」とのメッセージをいただきました。

アニメで活躍する声優は、今や子供たちにとってあこがれであり、目標でもあります。また将来なりたい職業でもアニメ声優は人気の高い職業でもあり、子供たちにとって影響力のある職業の一つでもあります。
１週間に１回以上アニメを見ている子供が８０％を超える中で（当法人調べ）、多くの子供たちにとってわかりやすい職業であり、技量を持ち合わせている声優はまさにキャリア教育に適していると考えます。
朗読を通じて読書への関心を、キャラクター実演を通じて表現力の学びを、声優の体験談を通じて将来への夢や希望を持つ大切さを感じることが本キャリア教育の目的です。

本年度は都内で２１校の開催を予定しています。今後とも当法人による「声優へのキャリア教育」活動へのご理解をお願いいたします。

なお、キャリア教育の様子は後日下記サイトにて動画公開予定しております。

Youtube「こえのつばさ」チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCzSvGvnTXwgmTDizmt-O1lA

【声優・日髙のり子さん】
主なアニメ出演作
タッチ　浅倉南　役
となりのトトロ　草壁サツキ　役
名探偵コナン　世良真純　役　など