声優・井上喜久子さんによるキャリア教育を開催
「声優によるキャリア教育」を開催しました!
~声優の井上喜久子さんが大田区立御園中学校みらい学園中等部へ訪問~
「一般社団法人こえのつばさ」(本社:東京都墨田区 名誉理事長:大野豊)は10月27日(金)、大田区立御園中学校みらい学園中等部にて中学生を対象に声優の井上喜久子さんを講師として「声優によるキャリア教育」を開催いたしました。
また、全国で初となる「不登校特例校」に声優が訪問しての講演となりました。
冒頭は井上さんによる文学作品、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を朗読。前半落ち着いた語り口から、途中カンダタの激しい感情を表現たっぷりに語り、最後はまた落ち着いた語り口と緩急をつけた朗読に子供たちは聞き入っていました。
声優による架空キャラクター実演では3役を披露。今回声優が演じるそれぞれのキャラクターに生徒がイラスト制作し、そのイラストに声優が声を当てる新しい試みを行いました。「魔法少女」「10代少年」「おばあちゃん」の3つを披露。演技が終わった際には、井上さんからイラスト制作した原本にサインをいただくことができ、子どもたちも大変喜こんでいただきました。
その次は「声優と生徒との朗読劇」。声優と代表生徒6人で朗読劇を行いました。練習なしのぶっつけ本番での朗読劇となりましたが、子どもたちは日ごろから練習を行っていた成果が出て無事に終了。プロの声優と一緒に朗読劇を行う経験は子どもたちにとって大変貴重な経験になりました。
声優への質問コーナーでは、声優に聞いてみたいいろんな質問を行い「声優になったきっかけは何ですか?」「店員さんとか話す際にバレることはありますか?」などの質問に、ユーモラスにかつ生徒にわかりやすく語ってくれました。
声優から生徒へのメッセージ。学校からのリクエストである「自分をしっかり見つめること。自己の短所を理解しながら長所を伸ばしてほしい」をテーマに「若い時はネガティブな性格だったが、人は変われると信じて努力した」「自分の長所を伸ばして毎日笑顔で」との話に子どもたちにも大変共感していました。
アニメで活躍する声優は、今や子供たちにとってあこがれであり、目標でもあります。また将来なりたい職業でもアニメ声優は人気の高い職業でもあり、子供たちにとって影響力のある職業の一つでもあります。
1週間に1回以上アニメを見ている子供が80%を超える中で(当法人調べ)、多くの子供たちにとってわかりやすい職業であり、技量を持ち合わせている声優はまさにキャリア教育に適していると考えます。
朗読を通じて読書への関心を、キャラクター実演を通じて表現力の学びを、声優の体験談を通じて将来への夢や希望を持つ大切さを感じることが本キャリア教育の目的です。
本年度は都内で21校の開催を予定しています。今後とも当法人による「声優へのキャリア教育」活動へのご理解をお願いいたします。
なお、キャリア教育の様子は後日下記サイトにて動画公開予定しております。
Youtube「こえのつばさ」チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCzSvGvnTXwgmTDizmt-O1lA
tiktok
https://www.tiktok.com/@koeno_tsubasa
@koeno_tsubasa
【声優・井上喜久子さん】
主なアニメ出演作
ああっ女神さま ベルダンディ 役
しましまとらじろう しまじろうの母 役
らんま1/2 天道かすみ 役 など