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声の力で届ける感動──豊田萌絵さん特別講演会

2026年2月2日、つくば市「芸術文化鑑賞・体験事業委託」の一環として、つくば市立沼崎小学校にて声優の豊田萌絵さんをお招きした特別講演会を開催しました。茨城県出身で数多くの人気作品に出演されている豊田さんの登場に、会場は大きな拍手と笑顔に包まれました。

ひとり語りのプロの技──「ごんぎつね」

まずは、教科書でもおなじみの名作『ごんぎつね』の朗読をご披露いただきました。いたずら好きな「ごん」や村人の「兵十(ひょうじゅう)」など、登場人物ごとに声を巧みに使い分けるプロの技術に、児童たちは驚きの表情を見せていました。一人で演じているとは思えないほどリアルな会話や、物語の切ない結末に、会場中が静まり返って聞き入る場面も。豊田さんからは「音読で大切なのは、上手かどうかよりも、まずは楽しむこと」と、明日からの授業にも活かせるアドバイスをいただきました。

学校マスコット「ぬままる」も登場!

続いて、児童たちが描いたオリジナルイラストに豊田さんがその場で声を吹き込む「生アフレコ」が行われました。「ツンデレな女の子」や「かわいいクマのぬいぐるみ」など、個性豊かなキャラクターにぴったりの声が吹き込まれると、会場からは感嘆の声が上がりました。特に盛り上がったのは、本校のオリジナルキャラクター「ぬままる」のアフレコです。豊田さんが「みんなの元気を応援するよ!」と元気いっぱいに演じてくださると、まるでぬままるが動き出したかのような感動が広がりました。豊田さんも「絵から優しさが伝わってきました」と絶賛してくださいました。

気持ちを合わせた「はるの雪だるま」

「春の雪だるま」をテーマにした朗読劇では、5名の代表児童が動物役として豊田さんと共演しました。春を探しに行く動物たちと、動けない雪だるまの心温まる物語を、児童たちは練習の成果を発揮して堂々と演じきりました。豊田さんは「みんな堂々としていて、私がアドバイスした『距離感』や『場面の切り替え』もしっかりできていました。プロ顔負けの素晴らしい出来栄えです」と、児童たちの頑張りを高く評価してくださいました。

国語は「心」を読み解く力

児童からの質問コーナーでは、学びにつながる深いお話がありました。「声優になるためにどんな勉強をしましたか?」という質問に対し、豊田さんは「国語の勉強がいちばん大事です」と回答。「作者やキャラクターがどういう気持ちなのか、感情を読み解く力が必要になるからです」というアドバイスに、児童たちは真剣にうなずいていました。このほかにも、役作りの方法や声優を目指したきっかけなど、たくさんの質問に丁寧に答えてくださいました。

一人じゃないから頑張れる

最後に、ご自身の経験を踏まえた温かいメッセージをいただきました。アニメや作品づくりは一人ではできず、たくさんのスタッフが協力して一つの作品を作り上げていることに触れ、「自分のためだけでなく、みんなで協力するからこそ『責任感』や『楽しさ』が生まれます。仕事をするようになっても、周りの人を大切にする気持ちを持ち続けてください」と語ってくださいました。

今回の講演会は、プロの技術に触れるだけでなく、仲間と協力することの大切さを学ぶ貴重な時間となりました。豊田萌絵さん、本当にありがとうございました!

 

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